「こころ」のための専門メディア 金子書房
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ポスト・パンデミックの心的距離(妙木浩之:東京国際大学人間社会学部教授)#こころのディスタンス
できるだけ人と離れること、交流しないこと。今まで私たちがよいと考えてきたことに反するような考え方が有効な手立てとされた社会状況は、私たちの心の中の距離にどのような影響を与えているでしょうか。臨床心理学と精神分析学が専門の妙木浩之先生に、読み解いていただきました。
1.はじめに パンデミックを起こした新型コロナウィルス、COVID-19は、今も、この世界を大きく変えようとしている。いろいろな理由が
【プレス】金子総合研究所を設立します―"こころの多様性"を活かせる社会に向けての情報発信を
もっとビジョナリーな会社になるために
わたしたち金子書房は、1946年の創業以来、心理、教育、精神医学などの分野での書籍を通じた情報発信や、実践ツールとしての心理検査の開発と販売をしてきました。
創業時は、戦後間もないころで、多くの人が傷ついていた時代であったといいます。このころから多くの方々に支えられ、事業を通じて人の"こころ"に携わることができたことに大変感謝いたします。
わたした
【第一の達人登場!】ビジョントレーニングによる支援(増本利信:九州ルーテル学院大学心理臨床学科准教授(元長崎県小学校教員)/『ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』より)
『クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』を一部無料で公開する本企画。
前回は登校しぶりのあるマモルさんのケースを見てきました。今回はビジョントレーニングの達人、増本利信先生の登場です!第一の達人による支援、考え方をご一緒に見ていきましょう。
気づかれにくい見え方の違い
眼鏡を初めてかけた方が「世界にはこんなに奥行きがあったのか」と驚かれたという話を聞くことがあり
【イントロダクション】ケース紹介(阿部利彦:星槎大学大学院教育実践研究科教授/『ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』より)
弊社の人気タイトルである『クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL』。本企画では本書の一部を無料で公開します!
計4回の掲載を予定しています。この4回は連続する内容なので、ぜひ引き続きチェックしてください。
この初回では編著者である阿部利彦先生のご執筆分を公開です。クラスで気になることをどのように支援していくのか――。まずはケース紹介です。それでは以下より、ご覧ください
一人でずっと山にいる(服部文祥:登山家)#こころのディスタンス
できるだけ人と会ってはいけないという日々に、つらさを感じた人は多かったと思います。しかし、人と会わないことでかえって楽になったという話も、聞かないわけではありません。できるだけ一人、生身の人間の力で山を登り続けるサバイバル登山を続ける服部文祥先生に、人から離れ一人過ごすことへの思いを、お書きいただきました。
昨年の夏、関東近郊の山の中の廃村に、古い家とかなり広い土地をただ同然で手に入れることが
不安との向き合い方 ~コロナ禍で私が学んだこと~(清水 研:がん研有明病院腫瘍精神科部長)#こころのディスタンス
感染症の広がりは、いつもは意識の外にある「死」というものを、改めて私たちに突きつけてきました。不穏な状況が次々と起こる中、どうしても膨らんでしまう不安に対して、何ができるでしょうか。多くのがん患者の不安と向き合い、手助けをしてきた清水 研先生にお書きいただきました。
コロナ禍が私たちに与えた課題
わたしたちは「自分や大切な人が死ぬかもしれない」ということは普段あまり意識しないで済む、安全な社会