金子書房 心理検査室

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発達障害臨床のアセスメントに投映法を活用するために【後編】「認知-行動」と「今と未来」をつなぐ視点(明翫光宜:中京大学心理学部 教授)#臨床家が本音で語る 発達障害アセスメント #金子書房心理検査室

 本特集では、発達障害臨床のアセスメントに投映法を活用する視点について解説しております。【前編】は投映法の考え方について解説いたしました。【後編】は、発達障害臨床における投映法の活用の仕方について、読者の皆さんは専門家に限らないということを念頭におきつつ、紹介していきます。

投映法解釈における発達臨床的視点
 まず前回のおさらいから出発いたしましょう。投映法における解釈という意義では以下の2点に

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発達障害臨床のアセスメントに投映法を活用するために【前編】投映法を正しく理解する(明翫光宜:中京大学心理学部 教授)#臨床家が本音で語る 発達障害アセスメント #金子書房心理検査室

 今回、発達障害臨床中で投映法によるアセスメントが提供する情報を私たちがどう活用していけばよいかについて解説することになりました。投映法は専門家間でも、誤解を受けやすい技法になっています。そこで【前編】として、よくある誤解を解きつつ、改めて投映法とは何かについてお話します。

心理アセスメントとは? 読者の皆さんが相談者(以下、クライエントと表記します)として医療機関・相談機関にて「次回いらっしゃ

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【第3回】最近のロールシャッハ・テスト事情(高瀬由嗣:明治大学 文学部心理社会学科 教授)#心理検査って何?#金子書房心理検査室

 このシリーズも折り返し地点に入りました。これまでは、心理検査の基本的な概念や位置づけ、信頼性・妥当性などの理論的なお話が主でしたが、これからは少し実際的な内容に触れていくことにします。そこで、最近の心理検査事情をテーマに取り上げることにしました。わけても今回は、心理臨床場面において使用頻度の高いロールシャッハ・テストに焦点を当てます。この記事では、アメリカにおいて隆盛と衰退、そして復活を経験した

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【第2回】心理検査の信頼性と妥当性について(高瀬由嗣:明治大学 文学部心理社会学科 教授)#心理検査って何?#金子書房心理検査室

 今回は、心理検査の信頼性と妥当性という話題に焦点を絞ってお話ししたいと思います。信頼性と妥当性は、言うなれば心理検査における科学的基盤であり、非常に重要な考え方です。それゆえ心理検査を語るうえで避けて通ることはできません。少し込み入った話になるかもしれませんが、お付き合いください。

心理検査の成立要件
 心理検査を成立させる要件のなかでも特に重要なのが、信頼性と妥当性が保証されていることです。

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【第1回】心理検査の基本的な考え方(高瀬由嗣:明治大学 文学部心理社会学科 教授)#心理検査って何?#金子書房心理検査室

 このシリーズは、これから本格的に臨床心理学を学ぼうと考えている方、あるいは現在、臨床心理学を学び始めたばかりの方を対象に、心理検査の基本について理解を深めていくことを目的とした企画です。
 大学の学部で心理学全般の基礎的な考え方や方法をある程度学び、「さあ、これからいよいよ臨床心理学を専門的に学ぶぞ」という方が最適な読者です。もちろん、専門のコースに在籍する上級生の皆さんが読者として不向きである

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