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【特集】私が安心した言葉

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急激な情勢変化の連続だった2020年。感染症の不安や経済の不安など、私たちの「こころ」に大きな爪痕を残しました。 いまだCovid-19の影響下ではありますが、専門家や著名な方々… もっと読む
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2020年12月の記事一覧

「人生ハードモード」の国で、子どもたちが生き抜いていくために(黒川駿哉:児童精神…

「人生ハードモードだ…。」もしかしたらあなたもそう感じることがあるかもしれません。先生の…

“こころのケガ”を抱える子どもを理解する ~トラウマインフォームドケア~(野坂祐…

 乱暴な言動や理解に苦しむ態度など、おとなの目には”問題”と映る子どもの行動に出会うこと…

100年前の少女たちに学ぶ「成熟による安心」 ~映画『フェアリーテイル』とコロナパニ…

2020年の疫病と不安  世の中には2種類の人がいる。「不安」で他人を動かそうとする人と、「…

この社会の安心とは(森 真一:追手門学院大学社会学部教授)#私が安心した言葉

今回のテーマの1つである「安心」。不安にあふれているこの社会において「安心」とは何なので…

絶望の言葉という救い~不安や孤独や悩みに押しつぶされそうになったときに~(頭木弘…

 つらい現実に打ちのめされて立ち直れずにいるときに、明るい前向きな言葉ばかりが支えになる…

「希望が消えても勇気は残る」(久保寺健彦:作家)#私が安心した言葉

 子どものころから、この世は過酷なところだ、という信念みたいなものがある。客観的に見て、…

子どもの感情と社会性を育むSEL(浜名真以:洗足こども短期大学専任講師)#私が安心した言葉

SEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング)と呼ばれる心理教育プログラムをご存知でしょうか? 少し前に、ノーベル経済学賞を受賞したヘックマンは「非認知能力」という概念を提唱し、幼児教育がその後の学力だけでなく所得や生活に影響すると提起しました。 日本でも、『学力の経済学』(中室牧子、2015)がベストセラーになったこともあり、「非認知能力」が注目されました。 一方で、諸外国ではSELは「非認知スキル」と同様に注目されてきたものの、日本ではまだまだ知られていません。 SEL