マガジンのカバー画像

【特集】こころのディスタンス

22
物理的な距離を取ることで意識するようになった「こころの距離」。目に見えないこころの距離について、一緒に考えてみませんか。
運営しているクリエイター

#相談

スクールカウンセラーとして考える子どもとのちょうど良い距離感
(半田一郎:子育てカウンセリング・リソースポート代表) #こころのディスタンス

スクールカウンセラーとして考える子どもとのちょうど良い距離感 (半田一郎:子育てカウンセリング・リソースポート代表) #こころのディスタンス

子どもの頃、大人が何もかもわかったような顔をして対応する姿に、とても腹が立ったことはないでしょうか。しかし大人になると、何故あんなに腹を立てていたのか忘れてしまっている人がほとんどではないでしょうか。誰もが体験して来たのに、とても遠くなってしまった子どもの頃の気持ち。ずっと子どもの心とかかわり続けてきたスクールカウンセラーの半田一郎先生に、子どもの心との距離について語っていただきました。

 私は

もっとみる
「助けて」が言える、「助けて」が届く社会をめざして ~援助要請の心理学から創り出す未来~(本田真大:北海道教育大学函館校 准教授) #こころのディスタンス

「助けて」が言える、「助けて」が届く社会をめざして ~援助要請の心理学から創り出す未来~(本田真大:北海道教育大学函館校 准教授) #こころのディスタンス

ソーシャルディスタンスが提唱されている社会情勢の中において、「こころのディスタンス」を近づけて、「助けてほしい」「相談したい」などの「援助要請の心理」が創り出す未来について、本田真大先生に語っていただきました。

相談しない心理 物理的・身体的距離を一定程度離す「ソーシャルディスタンス」は、心理的距離(「こころのディスタンス」)にも影響するでしょう。本稿では特集テーマの「こころのディスタンス」を、

もっとみる
SNSカウンセリングのいま(杉原保史:京都大学 学生総合支援センター センター長/教授)#こころのディスタンス

SNSカウンセリングのいま(杉原保史:京都大学 学生総合支援センター センター長/教授)#こころのディスタンス

新型コロナウイルスの影響により私たちの生活は様変わりしました。そのなかでもインターネットを介したコミュニケーションが増えたのではないでしょうか。心理的な支援においても、インターネットを利用した支援が強く注目されました。今回はSNSカウンセリングにおいて多数の著著や論文をもつ杉原保史先生にご寄稿いただきました。

新型コロナ・ウイルスが遠隔カウンセリングを普及させた?
 いま、新型コロナ・ウイルスの

もっとみる