マガジンのカバー画像

転機の心理学

12
年度末を迎え、また新たな出発となる四月となるにあたって、転機というテーマに関連した、私たちの心について、さまざまな人にお書きいただきました。
運営しているクリエイター

記事一覧

後悔は成長するための転機:後悔を活かすために必要なこと(筑波大学システム情報系准…

はじめに ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)という言葉をご存じでしょうか。これは、アメリ…

子ども時代の転機と心の発達(千葉大学 名誉教授・グランドフェロー:冨田久枝) #転…

転機とは? みなさんは、人生の転機について考えたことはありますか? 日常生活の中でどんな…

やまない雨はない~天気の転機(気象予報士:檜山靖洋)#転機の心理学

 連日の曇りや雨で、乾かない洗濯物は部屋に並び、時には梅雨寒、時には蒸し暑く、上着を着て…

大切な人を亡くした人に贈る言葉(めぐみ在宅クリニック院長:小澤竹俊) #転機の心理…

1.はじめに なぜ大切な人を亡くすと悲しくなるのでしょう?頭ではわかっていても、言葉で誰…

人生の転機における友人関係(福岡県立大学教授:吉岡和子) #転機の心理学

 人生において友人関係が変わるとき,どのようなことが起こるのでしょうか。また,そのとき私…

幼少期における子どもの転機-家庭から集団状況へ-(東京大学教授:遠藤利彦) #転機…

人生における初めての転機 言うまでもなく人は生涯過程において、様々な転機に遭遇し、その度…

カミングアウトと転機(文化人類学者:砂川秀樹) #転機の心理学

転機との二つの結びつき 同性が好きなこと、同性パートナーがいること、異性も同性も好きであること、あるいは、生まれたときに割り当てられた性別と異なる性自認をもっていること、そうしたマイノリティ性のあるSOGI(性的指向、性自認)に関連することを誰かに伝える動機、きっかけは実に様々だ。  しかし、LGBTQ*にとって、そうしたカミングアウトが重要な意味を持つことは間違いない。自分のSOGIをオープンにしたり、身近な人に話したりするLGBTQはずいぶん増えた。私が、1990年頃、

個人と世界の転換期(東京大学・国際日本文化研究センター名誉教授:末木文美士) #転…

個人の転換期――四住期の捉えなおし 2020年3月、ちょうどコロナで緊急事態宣言が発せられる…

大災害という望まぬ転機に(東北大学大学院教育学研究科教授:若島孔文) #転機の心理…

 転機、変動、変化。私たちは現在が苦痛であっても、現状を変えた未来を望まない傾向にある。…

発達障害の当事者としての転機〜あるいは休職のすヽめ〜(京都府立大学文学部准教授:…

 2019年3月、不眠障害がきわまり、鬱状態が深まっていた私は、大学を休職することに決めた。…

未来を切り拓く:転機への適応とキャリア形成の秘訣(ユースキャリア研究所代表:高橋…

何度も訪れる転換期 キャリア心理学における「転機」には、いくつかの考え方がありますが、こ…

転機が自己形成や人生に与える心理学的な仕組み(近畿大学教職教育部教授:杉浦健) #…

はじめに 誰しも人生を振り返ったとき、自分が大きく変わったきっかけや出来事、その出来事が…