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そのほか、中の人…
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第17回 スケーリングクエスチョン ~状況を測るのではなく創る~(吉田克彦:合同会社ぜんと代表) 連載:家族療法家の臨床ノート―事例で学ぶブリーフセラピー
はじめに 私たちの日常会話では、「以前より、ちょっとよくなりました」「だいぶましになった」などと表現することがあります。日常生活であれば「へぇ~、それはよかったね」程度のリアクションで済むことが多いでしょう。しかしカウンセリング、特に相互作用を重視するブリーフセラピーでは、この「ちょっと」や「だいぶ」が、どのようなことを指しているのか、そしてどのように評価しているのか、きちんと把握しておくことが大
もっとみる失恋の葛藤にたいして意味はない(東京未来大学モチベーション行動科学部特任講師:仲嶺真) #葛藤するということ
忘れたいのに忘れられない。ダメだとわかっているのに、ついSNSを覗いてしまう。あのとき自分が違う行動をしていれば、今もうまくいっていたかもしれない。失恋に伴って生じる葛藤はさまざまなかたちで私たちを襲ってきます。
これらの苦悩や葛藤は、失恋の後にありふれて生じる反応です。失恋した人すべてに生じるわけではありませんが、ある程度の人には起こります。SNSを継続的に見てしまう、相手の家の近くまで行
第16回 観察課題について② ~観察課題のパラドクス的効果~(吉田克彦:合同会社ぜんと代表) 連載:家族療法家の臨床ノート―事例で学ぶブリーフセラピー
はじめに 前回、観察課題について紹介しました。「とりあえず様子を見ましょう」「しばらくは見守りましょう」というのは、観察課題ではありません。相談者の役に立つどころか問題を長期化・深刻化させるだけです。観察を情報収集のために提案するのであれば「何について観察をするのか」「いつまで観察を続けるのか」などを明確にする必要があること強調しました。
今回は観察課題を情報収集だけでなく、さらに効果的に使う